【全22店を調査】かっぱ橋道具街で鉄のフライパンを買うならココ！おすすめ4選を紹介

どうも、鉄鋼メーカー勤めのゆるぱんです。

「鉄のフライパンを買おう！」
そう思った時、かっぱ橋道具街で鉄のフライパンを探そうとする方は多いはず。

しかしかっぱ橋道具街には非常に多くのお店があります。

今回はこんなお悩みを解決します。

鉄のフライパンを販売するお店すべてを調査し、おすすめ店を4つ厳選しました。
４選だけじゃなく、選外になったお店もすべて紹介するので、かっぱ橋道具街に行く際の参考にしてください。

また鉄のフライパン初心者の方は以下記事も参考にしてみてください。
おすすめ商品も紹介しているのでこの記事読んでから本記事を読むと、行くべき店が見つかりやすくなります。

かっぱ橋道具街は鉄のフライパンを買うのに最適な場所

かっぱ橋は鉄のフライパンを買うのに最適な場所です。

• 圧倒的な取扱製品数
• 鉄のフライパンに精通している店員さんが多い

今回調査した結果、全店合わせると実に27メーカーの商品がかっぱ橋道具街にはあります。
それだけ多くを見られる場所はここだけでしょう。

またかっぱ橋道具街は鉄のフライパンに精通した方が多く、初めてフライパンを買う方にとっては様々なアドバイスが聞けますので、自分に合った一品を見つけることができると思います。　

鉄のフライパンが買えるかっぱ橋道具街のおすすめ店４選

先に結論から申し上げます。

詳細は後述します。

なお、ここから調査範囲や選定基準などを記載しますので、手っ取り早く4選やその他のお店を見たい方は以下から飛んでください。

調査範囲はかっぱ橋道具街通り

調査範囲はかっぱ橋道具街通り（金竜小学校前-菊屋橋)です。
この通りにない店は調査対象外としています。

選定基準は取扱いメーカー数と品ぞろえ

今回の4選は選定基準は以下です。

• 取扱メーカー数
• 製品数と品ぞろえ

取扱メーカー数は抜け漏れなくチェックしたので割と正確だと思います。
一方製品数と品ぞろえは追い切れなかったので、どうしても主観が入る点はご了承ください。

ただ今回は選外となったお店も全て紹介しますので、気になっているメーカーが4選にない場合などはそちらもご覧ください。

品揃えは日々変化しますので、今回の調査と実態が異なる場合があります。ご了承ください

鉄のフライパンの定義（北京鍋は対象外）

＂素材が鉄で主に家庭で使うもの＂

これを鉄のフライパンの定義としています。
製法はプレス・鍛造・鋳物の全てが対象で、グリルパン*も対象としています。
ただし、北京鍋は業務用の側面が強いので対象外としています。

*グリルパンって何？と思った方は以下記事をご参照ください

かっぱ橋に行く際の注意点

初めてかっぱ橋に行く際は下記注意が必要です。
忘れると結構致命的なので要チェックです。

トイレがない

かっぱ橋には用を足してから行くのが無難です。

近辺にはコンビニもなく、あっても使えないところが多いです。
金竜公園と田原町交番横の公衆トイレ（いずれもちょっと遠い）、もしくはカフェなどに入店するしかありません。

日曜定休のお店が多い

かっぱ橋のお店は日曜定休が非常に多いです。
そのため、行くなら平日か土曜がおすすめです

今回紹介するお店については、基本情報に定休日を記載してますのでチェックしてみてください。

かっぱ橋で鉄のフライパンを買うのにおすすめなお店4選

ここからおすすめ4選に入ります。
くどいですが、調査時と品ぞろえが異なる場合がある点、ご了承ください。

飯田屋

まずはかっぱ橋といえばの飯田屋です。
取扱メーカー数は9社で2位ですが、品ぞろえは抜群です。

飯田屋はお手入れ製品などの鉄のフライパンに関連する商品をたくさん置いてます。
また尋ねれば知識ある店員さんがアドバイスをくれるので、鉄のフライパン初心者におすすめです。

商品はこんな感じで所狭しと並べられています。

よくネットでおすすめに挙げられる人気の鉄のフライパンが非常に多くあります。
例えば写真に写っているタークはかっぱ橋ではここにしかありません。

また全て手に取れるので重さや手に馴染むかなど、実際に使った時のイメージもしやすいです。

面白いのが、一般のメーカーだけじゃなく飯田屋のオリジナル商品があるところ。
他の人とは違うものを使いたい！なんて方も、飯田屋に行かれると良いですよ。

キッチンワールドTDI

続いてキッチンワールドTDIです。
取扱メーカー数は11社で堂々の第1位！

まず飯田屋と違って店内が非常に広々してますので、ゆったり眺められます。

またあまり馴染のないメーカーの製品を多く見ることができます。
特にKOMINや島本製作所の製品はかっぱ橋ではここにしかありません。

キッチンワールドTDIのもう一つ大きな特徴は鋳鉄製品が多いこと。
及源とロッジを中心にズラっと鋳鉄製品が並んでおり、かっぱ橋でも随一です。

鋳鉄製品をお求めならまずここに来るべきですね。

藤田道具

老舗感漂う藤田道具。
知名度は高くないものの、取扱メーカー数は7社と第3位！

店内は雑然としていますが、商品にはしっかりカバーが掛けられ大切に保管されています。

藤田道具の最大の特徴は店員さんの親切な接客。
懇切丁寧に鉄のフライパンの基礎から教えてくれますので、鉄のフライパンを使うことに不安を抱えている方は相談してみるのもアリだと思います。

また藤田道具は岩鋳、及源の南部鉄器の2大巨頭を取り揃えています。
キッチンワールドTDIには岩鋳の製品はないので、気になる方は藤田道具に行ってみてください。

釜浅商店

最後は釜浅商店です。
非常にスタイリッシュな店構えが特徴的です

釜浅商店の鉄のフライパンは山田工業所に委託・製造されているオリジナルのフライパンです。
軽さだけでなく蓄熱性も意識した絶妙な厚みのフライパンは、美味しい料理を作りたい方にぴったり。

情熱溢れすぎてか展示にも力が入っており、鉄のフライパンの知識を身に着けることができるので、初心者の方は一度訪れることをおすすめします。

また釜浅商店には驚くほど多くの南部鉄器があります。
（フライパンとは関係ないですが）急須・鍋・羽釜など、デザイン性の高い鉄器が数多くそろえられていますので、その魅力にハマってしまうかもしれません。

その他店舗

惜しくも選外となったお店についてもすべて紹介します。
お求めのメーカーや商品があるかもしれないので、ぜひチェックしてみてください！

高橋総本店（調理道具部）

かっぱ橋でも有数の規模の高橋総本店。
惜しくも選外になりましたが、それなりの取り扱いがあります。

中でもJIU（藤田金属）はこことニイミ洋食器店にしかないので要チェックです。

ニイミ洋食器店

かっぱ橋といえばのジャンボコック像で有名なお店です。
洋食器店ですが、鉄のフライパンはじめキッチンツールが数多くあります。

鉄のフライパンより鋳鉄製のスキレット、グリルパンの方が品ぞろえとしては豊富な印象です。

東京厨房(株)

今回紹介するお店の中で最も北に位置するお店。

店内には商品がずらっと並んでいますが、通路が広めなので割とゆったりと商品を眺められます。
キングパン（中尾アルミ）の取り揃えはかっぱ橋の中でも多いので、お求めの方は行ってみてください。

銅源サイトウ

鉄のフライパンは打ち出し鉄（山田工業所）と南部鉄器などの鋳鉄製品がメインのお店。
店名の通り、銅製の製品が数多くありますので見るだけでも面白いですよ。

三木商店

様々な調理器具がバランス良く取り揃えられている印象。
鉄のフライパンは、取扱店舗が少ない鉄黒皮（アカオアルミ）を置いていますので、気になる方はチェックしてみてください。

料理道具のつちや

三木商店に続き鉄黒皮（アカオアルミ）を取り揃えています。
フライパンではないですが、急須などの南部鉄器が豊富です。

鈴木信也機械製作所

業者向けの商品が多いからか、鉄のフライパンのラインナップもプロ向けを意識した印象です。
商品の陳列は綺麗で丁寧なので見やすいですし、プロが使っているような調理器具が数多くあるので非常に勉強になります。

お鍋の博物館

ナカオファクトリーワークスのアンテナショップです。
そのため店内はアルミ製品がメインです。

ただ鉄のフライパンも写真の通りリバーライトが豊富なサイズ展開取り揃えられており、また手に取りやすい陳列がされています。
今回はお話しできなかったですが、店員さんも丁寧なのでリバーライトをお求めの方はここに来るといいですよ。

ヤマヤ

ヤマヤは山田工業所製品が非常に多いのがウリ。
かつて同社とテレビに出たこともあるようです。
鉄製はもちろんのこと、チタン製のフライパンがあったことに驚き。

山田工業所の製品は本記事で紹介するほぼ全店に置いてありますが、山田工業所製品狙い撃ちの方はヤマヤがおすすめです。

カジワラキッチンサプライ

鉄のフライパンのラインナップは限定的ですが、アルミ製品は非常に豊富です。
アルミキャスト製のフライパンのラインナップはかっぱ橋随一なので、鉄製をお求めの方も寄る価値ありです。

調理器具以外に陶器もあるなど、ここに来ればなんでも揃う感じがしてみてるだけで面白いですよ。

ナカオファクトリーワークス

中尾アルミの直営店で、店内は自社製のアルミ製品がズラっと並んでいます。
鉄のフライパンは同じく自社製のキングパンに加え、リバーライトが並んでいます。

店内は明るく広く、非常に見やすいのも嬉しい。
中尾アルミ製品について聞きたければここ一択です。

川崎商店

川崎商店は一般家庭からプロまでの幅広い製品ラインナップが特徴。
鉄のフライパンも同様に、家庭でも使える、けど本格的といった製品構成となっています。

鉄以外に、Mauvielの銅製のフライパンが置いています。
高いですがほれぼれするデザイン性で見るだけでも価値があります。

おかしの森

製菓メインですがグリルパン含め意外と本格派の鉄のフライパンも置いています。
製菓用品が1万点以上そろえてあるので、製菓に興味がある方はぜひ寄ってみてください。

佐伯商店

佐伯商店は厨房機器販売の専門店なので、鉄のフライパンをはじめ一般の消費者が買うものはあまり多くないかもしれません。
ただ飲食店にまつわる業務はほぼすべて守備範囲のようなので、飲食店を始めたい方相談してみると良いかもしれません。

えぞや

ヤマヤのお隣に位置するえぞやも山田工業所製品が豊富！
普通のフライパンはもちろん、北京鍋も豊富です。
ヤマヤとえぞや、どちらかに寄るなら両方立ち寄ることをお勧めします。

ヨコヤマ

主に製菓商品を扱っているお店なので、鉄のフライパンは最小限。
ただお菓子の抜き型や焼き印などはかっぱ橋随一なので、製菓が趣味の方は一見の価値ありです。

アサヒサンレッド

北京鍋のプロユースから、リバーライトの一般家庭用を取り揃えていますが、ラインナップでいえばアルミがメイン。
柳宗理のキャストフライパンがありますので、興味あれば見てみてください。

Dr.Goods

川崎商店の姉妹店で輸入製品が多いのが特徴。
おしゃれな店内に選りすぐりのキッチン雑貨が揃っており、鉄のフライパンも見た目抜群なリバーライトを取り揃えています。
見ているだけで楽しいので、かっぱ橋に行ったら必ず寄るお店です。

まとめ

以上総勢22店舗の紹介でした。

長くなったので改めて4選をまとめます。

鉄のフライパンは一生使えるものです。
後悔なく自分に合った商品を買うのにかっぱ橋は本当に最適です。
これほどの商品数を誇る場所は他にありませんからね。
ぜひ一度行ってみてください。

なお鉄のフライパンの選び方がわからない！という方は過去記事をご参照ください。