<調味料は塩だけ>魚の旨味凝縮の絶品料理、アクアパッツァ!レシピと魅力を徹底解説

刺身、焼き、煮付け、揚げなど、魚の調理方法は色々あります。
では、魚本来の旨味を楽しみたいとき、どれを選びますか?

筆者の答えは”アクアパッツァ”です。

調味料は基本的に塩だけ。
材料の旨味で成り立っているキングオブ旨味料理です。
しかも超簡単

今回はそんなアクアパッツァの魅力とレシピをご紹介します。

この記事を読めば、日常の食卓にアクアパッツァが出てくるようになると思いますよ!

この記事はこんな方におすすめ
  • アクアパッツァの魅力とレシピを知りたい
  • 魚の旨味を楽しめる料理を作りたい
  • 洋風の魚料理を作りたい
  • 食卓映えする簡単料理を知りたい
目次

アクアパッツァはシンプルで美味しい

由来

まずはアクアパッツァの由来をご紹介します。

「アクアパッツァ」とは、魚をオリーブオイルやにんにくでソテーし、白ワインやトマト、あさり、水などで煮込んだイタリア料理です。
イタリア語で「アクア」は「水」、「パッツァ」は「暴れる」「狂った」などの意味があり、食材を鍋に入れる際に水が油に跳ねる様子から名付けられたといいます。

引用元:DELISH KITCHEN

まぁこの辺はへぇーと思っていただければ大丈夫です。

特徴(メリット)

個人的な意見になりますが、特徴は3点あります。
それぞれ詳細は後述します。

アクアパッツァの特徴
  1. 調味料が塩だけで超シンプル
  2. 調理が非常に簡単
  3. 材料を選ばない

1.調味料が塩だけで超シンプル

レシピで見てもらえればわかりますが、調味料は本当に塩しか使いません

塩だけじゃ物足りないんじゃないの?

普通そう思いますよね。僕も初めは作りながらものすごい不安でした(笑)
しかし食べた瞬間にその不安は吹き飛びます。では何がそんなに味をつけるのか?

それは食材の旨味です。
塩の助けもあって、魚や野菜の材料から驚くほど旨味が出るんです!!
「おぉ、これは人参の味!これは魚、これはブロッコリーだ!」ってな感じで、食べてわかるレベル。

素材の味を楽しみたいならアクアパッツァ一択です。

2.調理が非常に簡単

今回は魚の下処理から説明していますが、多くの店やスーパーでは下処理をやってくれます。
それを除けば食材を切って、フライパンでちょっと焼いて蒸し焼きにするだけです

「こんな簡単に、こんな美味しい料理食べれるの!?」
食べた瞬間、きっとこんな風に感動することと思います。

3.材料を選ばない

アクアパッツァはどんな食材でも合いますので、余った食材の消費ができます
魚の種類も好きなのでOK、一緒に入れる食材も野菜、きのこなどなんでもOK。
野菜やきのこであれば、蒸し焼きでかさが減るので、「ちょっと多いかな?」くらいまで入れちゃって大丈夫。
魚がいて、使い切りたい食材があれば、それはアクアパッツァのサインです。SDGsな料理ですね。

ゆるぱん
ゆるぱん

魚はなんでもOKですが、白身魚がオススメ。中性な味なので食材の旨味がより楽しめます

材料(2人前)

アクアパッツァの魅力を語ったところで、いよいよ調理に入ります。まずは材料から。

なお上述の通り、アクアパッツァは材料を選ばないので、☆以外はお好きなものを入れてください。
ちなみにページのトップ画はメバルを使った時のものですが、今回使うのはイサキです。
ただ調味料や調理方法はなんら変わらないので安心してください。

<材料>
イサキ      :1尾分
キャベツ     :3枚
玉ねぎ      :1/2個
人参       :1/8個
鷹の爪      :1本
☆にんにく    :1片
あさり*      :100g
*なくてもOKです

材料費計:450円

<調味料>
オリーブオイル 大さじ3
☆白ワイン* :大さじ2
☆塩        :小さじ1
☆追いオリーブオイル:大さじ1
*料理酒でもOKです


ゆるぱん
ゆるぱん

あさりはなくてもいいですが、個人的には入れた方が断然美味しいと思います!
冷凍あさりなら、使い勝手よく長期保存もできるのでオススメです!

調理工程

いよいよ調理です。所要時間は15~20分が目安になります。
1はお店やスーパーでやってもらった方が、時短にも手間の削減にもなるのでオススメです。
ちなみに切り身でもできるので、その場合は4から見てください。

1.鱗を取り、腹に切り込みを入れて内臓を取り出す

2.水でよく洗い、水気をよく拭く

3.背から頭に掛けて切り込みを2本入れる
(火が通りやすく、味が染みやすくするため)

4.ニンニクとキャベツはざく切り、人参は5mm厚の半月切りにする(お好みの切り方でOKです)

弱火

4.オリーブオイルとニンニクを入れ、香りが出るまでじっくりと加熱

中火

6.イサキを入れ、両面とも焦げ目がつくまで焼く

中火

7.白ワイン、塩、鷹の爪を入れる

8.具をすべて入れる

やや強めの中火

9.蓋をして10分程蒸し焼きにしたら完成!

お味は・・・

こんな感じにできあがりました。付け合わせはエビのアヒージョにして海鮮三昧です。

いただきまーす。パクっ
刹那、イサキのホクホクな身にたんぱく質とアサリのエキス野菜の甘みが絡み合って、口の中を攻めてきます。
う、美味すぎる・・・!!!!手が止まらない!!!
ふと、目に留まったバゲット。これもしかして合うんじゃね?と、スープに浸して食べてみるとこれが大正解!!
アヒージョ用に用意したのに、ほとんどアクアパッツァのスープで食べちゃいました(笑)

なので、アクアパッツァの付け合わせにバゲットもしくは食パンはオススメです。

まとめ

ここまでアクアパッツァの魅力を熱く語りつつ、レシピやお味について記載してきました。

ちなみにデメリットないの?と気にされている方への解答もしておきます。
デメリットは正直思い浮かびません
強いて言うなら材料が魚なので、単価が若干高くなるくらいでしょうか。
まぁそれが理由で作れない、となるほどではないので、デメリットと大げさに言うほどではないと思ってます。

この記事を見て、アクアパッツァのファンが増えてくれればうれしく思います。
ぜひ作ってみてください!!


コメント

コメント一覧 (4件)

  • 記事を読ませていただきました。
    アクアパッツァ‥難しそうだと思っていましたが、これなら私にも出来そうです。
    今度挑戦してみますね!

    • みけねこさん、ご覧いただきありがとうございます!
      さっと焼いて煮込むだけでこんなに美味しくて見栄えも良い料理、なかなかないと思います。
      是非一度作ってみてください。

      PS
      サイト訪問させていただきました。ブログやるものにとって有益な情報だらけでテンション上がりました!
      ブックマーク登録させていただきましたので、引き続きブログ指南記事を楽しみにしております!

  • 記事のアクアパッツァすごく美味しそうです。
    こんなにおしゃれでかつ、華やか食卓になると食事がより楽しくなりそうですね。

    ※画像のフライパンいいですね。
    (鉄のフライパンが好きなもので)

    • ミハナさん
      ありがとうございます。
      見た目も映えて洋食かつ魚料理と気分も買えれるので重宝しています。
      鉄フライパン、料理も楽しくなるし長く使えるしいいですよね。

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