- 複雑な操作なく離乳食やスムージーを簡単に作りたい
- コードレスがいいけど充電のストレスは最低限にしたい
- 収納場所が限られるからコンパクトタイプがいい
- 安っぽいデザインはイヤ
こんなコードレスハンドブレンダーを探しているなら、クイジナート一択。
うそかほんとか、1年の使用経験をもとに今回はコードレス充電式ハンドブレンダー(RHB-100J)をレビューしますので、ぜひ確かめてみてください。
レビューから記載していきますので、手っ取り早くメリット・デメリットや本商品を買うべき人を知りたい方はこちらから飛んでください。
- クイジナート/コードレス充電式ハンドブレンダーについて詳しく知りたい
- クイジナート/コードレス充電式ハンドブレンダーのメリット・デメリット
- クイジナート/コードレス充電式ハンドブレンダーがおすすめな人
クイジナート コードレス充電式ハンドブレンダーのスペック
まずは簡単に基本情報を整理します。
他製品との比較
主なスペックを表にまとめました。
調理可能数は他社製に劣ります。
稼働時間と連続稼働時間は一番バランスが取れていると感じます。
稼働時間が長くても連続稼働時間が短いと調理が制限されるし*、逆の場合は充電を頻繁にする必要が出ますからね。
*テスコム製がメレンゲ作れないのは連続稼働時間が短いため
クイジナート コードレス充電式ハンドブレンダーのレビュー
ここから実機のレビューしていきます。
スタイリッシュな見た目
本体はメタリックで色はマット仕上げのグレー。
ブレンダーはステンレス製でシルバー。
色味に加え、細身のボディなので非常にスタイリッシュです。
持ち手は樹脂ですが、こちらもマット仕上げで安っぽさはありません。
ボディのメタリックグレーとの相性も抜群。
持ち手の凹凸は滑り止めです。
若干気になるかもですが、マット仕上げが存在感をだいぶ消してくれています。
コードがないので、出しっぱなし収納でも雰囲気を崩しません。
むしろ出していたいくらいカッコイイですね。
最低限の付属品
写真左から、本体・ブレンダー・ウィスク・カップ・充電器です。
最低限の付属品なので、収納スペースを無駄にとらないのが嬉しい。
なお、もう少し機能が欲しい方はチョッパー(別売)ならあります。
興味あれば一度見てみてください。
充電はUSBで出来る
地味に嬉しいポイントです。
電源アダプタとの接続がUSB-A端子です。
何が嬉しいかというと、充電器が壊れた時。
メーカー独自の端子だと壊れると必ず買替えないといけないし、しかも大抵高い。
一方USB-Aはスマホの充電器で代用できるし、100均にも売ってます。
万一の時も非常に経済的に対応できて安心です。
収納性も〇
ボディが細身なので、収納性も優れています。
カップに本体とブレンダーが入るので(写真①)、ほとんど場所を取りません(写真②
カップごと持ち上げれば、すぐに使えて使い勝手も良きです。
上述の通り見た目もいいので、ブレンダーを付けて出しっぱなし収納にするのもアリです。
軽くて持ちやすい
まず重さですが、めちゃくちゃ軽いです。
ブレンダー装着時で624g、ウィスクで572gです。
コードレスブレンダーでは最軽量です。
加えて、滑り止めの凹凸と手の支えのおかげで、非常に持ちやすく、質量以上に軽く感じます。
重さを心配していた妻も、なんの苦も無く使っています。
使い勝手も最高
収納から本体とブレンダーをちょいっと取り出して合体させたら準備完了。
その間わずか5秒。手軽さは圧倒的です。
安全ロックの解除しやすさも〇
安全装置は、ガチガチすぎると使い勝手が悪くなるけど、逆に手軽すぎると危なくなるので、メーカーのセンスが問われるところ。
クイジナートはその点、センスが良いです。
非常によく考えられています。
ロック解除は1秒の長押し、そして2秒以内に運転ボタンを押す。
この2秒が長すぎず短すぎずで絶妙だと感じます。
不便することなく安全に使えます。
電池持ちも十分
満充電で連続稼働時間3分×4回の計12分間使えます。
これで十分すぎるくらいに持ちます。
下表は実際に測った代表的な調理にかかる所要時間です。
(2人分) | 所要時間 | 回数換算* |
スムージー | 20秒 | 36回 |
ポタージュ | 40秒 | 18回 |
メレンゲ(卵3個分) | 140秒 | 5回 |
表のとおり、ハンドブレンダーを使った調理は1回あたりの所要時間が大したことありません。
なので、充電の手間もほとんどないわけです。
最悪充電が切れても30分程充電すれば、3分ほど使えるようになりますよ。
十分なパワー
コードレスで心配されがちなパワーですが、非常にパワフルでなんの不満もありません。
かぼちゃポタージュを作った時を例に説明します。
写真③の状態から、40秒ほどブレンダーを使った結果が写真④です。
しっかりとムラなく潰せているのがわかります。
続いて泡立て(ウィスク)。
写真は120秒泡立てたメレンゲ(卵4個分)です。
こちらも綺麗な仕上がりで、パワーの不足は全く感じません。
音はそれなりにする
抽象的ですが、静音性にも言及しておきます。
本体自体の動作音は静かだと思います。
最初「おぉ、すげぇ」とびっくりしました。
ただ調理時には食材を刻む音、かき混ざる音が加わってそれなりに音がします。
うるさくはないですが、静かでもありません。
まぁ1回の調理は長くても3分ほどなので、そこまで気にしなくてもいいと思います。
60℃以上の調理でも使える
この写真のように耐熱温度が60℃かのように紹介されていますが、実際には違います。
確かに取扱説明書にも60℃以下での調理を推奨していますが、ブレンダーはステンレス製です。
60℃なわけがありません。
販売元のコンエアージャパンに問い合わせたところ、以下の通りの解答が来ました
60℃未満としているのは主に火傷を懸念した内容です。ただ付属のカップの耐熱温度が80℃である中、カップに80℃以上のモノを入れて使用すると割れる可能性があるため、60℃以上の熱い食材を調理しない、としています。ブレンダーシャフトはステンレス素材であるため耐熱的には問題がございません。
要するに、カップを使わなければ100℃で調理してもOKということです(火傷したら自己責任)。
耐熱温度がネックと考えている方は再考の余地ありです。
洗いやすさはイマイチ
各部品の洗い方は以下の通りです。
うち、ブレンダーの洗いやすさがイマイチで、デメリットだと感じています。
水洗い | 食洗器 | 備考 | |
本体 | × | × | 水拭きで対応 |
ブレンダー | △ | × | 接続部は水洗い× |
カップ・ウィスク | 〇 | 〇 |
<本体>
水拭きでしか洗えません
電子機器だし、他社品も同じなので問題なし。
<ブレンダー>
洗うのが若干面倒です。
まず、軸部分は水洗いNGです(写真⑤)
本体との接続部に水が入ると、故障の原因となるからです(写真⑥)。
他社の製品に丸洗い可能なものがあることを考えると、手間に感じます。
ブレード部分はカップにお湯と洗剤を入れてかき混ぜることで洗浄します(写真⑦)
ただブレードに重なる部分の汚れは取れにくく、手で洗う必要があります。
コンパクトボディである分、傘の中にスポンジが入れにくく汚れが取りにくいです。
結果、写真⑦のような汚れが残りがちです。
歯ブラシを使えば問題なく取れますが、やはり若干手間です。
クイジナートコードレス充電式ハンドブレンダーのメリット・デメリット
レビューを踏まえて、メリット・デメリットを簡単にまとめます。
デメリット
まずはデメリットからです。
調理可能数が少ない
別売りのチョッパーを買わなければ、最低限の調理(つぶす、混ぜる、泡立てる)しかできませんので、多機能を求める人には向きません。
洗いにくい
水洗いできない箇所があり、気を使いながら洗う必要があるのが若干ストレスです。
丸っと水洗いしたい方には向きません。
メリット
続いてメリットです。
使い勝手が抜群
装着が簡単なのですぐ使えるし、安全ロックの解除も簡単すぎず難しすぎず非常に適度なので、使い勝手は抜群です。
軽くて持ちやすい
重量そのものが軽いのに加え、持ち手に工夫がされていて持ちやすいので、より軽く感じます。
見た目がおしゃれ
見た目が非常にスタイリッシュで、使っていてテンションがあがります。
個人的に見た目はダントツだと思います。
収納性が高い
コンパクトなボディなので、付属のカップに本体とブレンダーが収まります。
それによって、場所を取らず収納できます。
見た目もいいので出しっぱなし収納も可能です。
稼働時間と連続稼働時間のバランスが良い
稼働時間も連続稼働時間もバランス良く長く設計されているので、調理の幅が他社比で広く、また充電回数は少なく済みます。
クイジナート コードレス充電式ハンドブレンダーをおすすめできる人
こんな人におすすめです。
上3つは多くの人が当てはまることかと思いますが、最後一つはデメリットに記載の通り、多機能を求める方は違う製品を買う方が良いと思われます。
【まとめ】買って後悔することはない
クイジナートのコードレスハンドブレンダーは目立ったデメリットがないので、多くの人にとって最適解になると思います。
なので、迷ったらこれを買えば間違いはないです。
迷われている方はぜひ前向きに検討してみてください。
また、コード付きとコードレスブレンダーの比較記事もありますので、よければご覧ください。
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