家電のコードは様々なストレスのもと。
コードレス製品はそんなストレスを一掃してくれます。
ハンドブレンダーはコード付きが圧倒的にメジャーですが、最近徐々にコードレスタイプが出てきています。
しかし、レビューはまだまだ少ないのが現状。
そのため、コードレスハンドブレンダーを買う決心がつかない方もいると思います。
そこで今回はコードレスハンドブレンダーのメリット・デメリットを解説します。
ほぼ毎日のように使っているからこそ、コードレスハンドブレンダーのリアルをお伝えすることができます。
この記事を読めば、コードレスハンドブレンダーの実態がバッチリわかり、購入すべきかどうかがわかります。
- コードレスハンドブレンダーの購入を検討している
- コードレスハンドブレンダーの良し悪しを知りたい
なお、私はクイジナートのコードレスハンドブレンダーを使っています。
万人にオススメできる銘品ですので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
コードレスハンドブレンダーのデメリット
まずはデメリットを紹介します。
詳細は後述します。
電池切れで使えない恐れがある
コードレスの電源はリチウムイオン電池なので、使うには充電する必要があります。
なので、充電を忘れると電池切れを起こすかもしれません。
要は使いたい時に使えない可能性があるわけです。
ただ気を付けていればよっぽど大丈夫なので、そこまで心配しなくてもいいと思います。
電池の寿命はそこまで気にしなくていい
電池には寿命があるので、いつか買替えの時期が来ます。
ただ以下よりそこまで気にしなくていいと考えます。
- 充電回数がスマホのように多くない
- モーターがダメになれば結局買替える必要がある
充電回数がスマホのように多くない
一般にリチウムイオン電池は500回の充放電を繰り返すと寿命に近づくとされます。
ただスマホのように毎日充電・使用するものではないので、消耗のスピードは遅いです。
なので、電池が理由の買替えは頻繁には発生しません。
モーターがダメになれば結局買替える必要がある
コード付きもコードレスも動力はモーターです。
モーターがダメになれば買い替えなければならない点は一緒です。
電池とモーター、どちらが先にダメになるかはわからないので、電池が理由の買替えは気にしなくていいと思います。
商品ラインナップが超少ない
コードレスの大きな弱点です。
なんと選択肢は4つだけ*(2023年5月時点)
*海外製の輸入は非現実的なため除外
オススメは圧倒的にクイジナート/コードレス充電式ハンドブレンダーです。
理由も併せてレビュー記事を書いているので、ぜひ一度ご覧ください。
パワーが劣る
コード付きよりパワーが劣る場合があります。
例えばブラウンのコード付きハンドブレンダーはモーター出力が400~500Wと非常に強力。
この出力は熱を発生させる家電(トースター、レンジなど)なみなので、その強さがわかると思います。
パワーがないと、調理時間が長引いたり、仕上がりが粗くなったりするので注意が必要です。
ただコードレスも最低限の調理は問題なくこなしてくれます。
ちょっとでも時短したい、仕上がりを良くしたい方はコード付きを選んだ方が良いです。
コードレスハンドブレンダーのメリット
続いてメリットです。
安全性が高い
利便性以上に大きなメリットだと感じています。
ハンドブレンダーを使う場所は主にキッチン。
キッチンにはガス火、刃物やガラス容器など危険なものが多くあります。
コードがあると、以下リスクが高まります。
- ガス火がコードに引火するリスク
- 引っ掛かってモノを落とすリスク
- 引っ掛かって転ぶリスク
包丁を引っ掛けて、自分の足に落ちたら…
足を引っかけて、火や硬いものがある方に倒れたら…
考えただけでもゾッとします。
しかし、コードレスはこれらの心配がありません。
コードを気にすることなく、ストレスフリーに作業ができます。
気軽に使えて使用頻度が上がる
工数が増えるほど、人はその作業を億劫に感じます。
「めんどくさい」この感情が生まれるから当たり前ですね。
せっかく買ったのに使わなくなったら本末転倒。
その点、コードレスは以下作業を省略できるから非常にお手軽。
心理的ハードルが下がり、使用頻度が上がります。
- コードを電源に挿す
- キッチン台を片づける
コードを電源に挿す
本当に"挿すだけ"なら大したことないでしょう。
ただ、電源ってこういうこと結構ありませんか?
▸込み合ってて、他を抜かないと挿せない
▸電源が挿しにくい場所にある
こうなると挿すのにひと手間かかります。
特に2点目は、我が家もですが"生活感を抑えるために電源タップを隠している"というご家庭は多いはず。
そう考えると案外バカにできないことです。
キッチン台を片づける
上述の通り、コードはモノや人を引っ掛ける恐れがあります
そのリスクを下げるためには、使用前に一度キッチン台を片付ける必要があります。
片づけの程度にもよりますが、これも結構な心理的ハードルになります。
そんな煩わしさ、ないに越した方がいいですよね。
収納が楽
収納のしやすさも大きなメリットです。
人によっては、これだけでコードレスにしたい!という方もいるんじゃないかと。
コードの収納はどんな家電でも永遠のテーマ。
使う度にまとめるのは手間、でもほどいたままだとごちゃつく。
ブレンダーに巻き付けると断線の恐れがあるし、見た目もよくない、など。
コードレスならそんな悩みから解放されます。
写真は我が家の例ですが、こんな感じで超スッキリ収納できます。
収納が楽だと、気軽に使えるのも非常に良い点ですね。
どこでも使える
電源につなぐ必要がないので、どこでも使えます。
キッチン以外でそんなに使わないよね?
そんなこともありません。
こんなケースがあります。
- 外に持ち出す(キャンプなど)
- キッチン外で作業せざるを得ない
- 他者と作業場所をチェンジしたい
1点目はイメージできると思います。
それ以外について補足します。
キッチン外で作業せざるを得ない
例えばこんな時です。
- キッチンが小さい
- キッチン台が食材などで埋まってしまった
特に2点目はよくある話。
そういう時にすぐ移動できるのは非常に楽です。
他者と作業場所をチェンジしたい
複数人で料理するときは、作業場所の貸し借りが発生します。
すぐ場所を開けたい時にコードがあると、電源を抜くなどのひと手間が発生します。
そんな時でも、コードレスなら簡単に移動できます。
作業場の貸し借りも自由自在です。
コードレスハンドブレンダーを買うべき人
メリット・デメリットを踏まえて、コードレスハンドブレンダーを買うべき人は以下の通りです。
コードの煩わしさから解放されたい
紹介してきたように、準備、安全面、収納面でコードレスはストレスフリーです。
コードのストレスから解放されたい方はコードレスにすべきです。
子供がいる
子供がいる家庭は安全面でコードレスがオススメ。
上述の通り、コードはモノを引っ掛ける恐れがあります。
子供にモノを落とすと大惨事になりかねません。
また子供が大きくなれば、お菓子作りなどでハンドブレンダーを使わせる時が来るかもしれません。
大人ですらコードに注意を向け続けるのは難しいのに、子供はなおさらです。
色んな場所で使いたい
コードレスは以下より携帯性に優れています。
- 電源が不要
- 収納が簡単
なので以下のように持ち運ぶことを想定するなら、コードレスを選んだ方が良いです。
- キャンプで凝った料理を作りたい
- 友人宅で料理を一緒に作りたい
- 帰省時に離乳食を作りたい
- キッチンが混んでるからテーブルで作業したい
など
パワーは最低限でOK
調理時間も仕上がりも標準レベルでいいなら、コードレスをオススメします。
むしろそういう方がコード付きを買うメリットがあまり思い浮かびません。
【まとめ】こだわりがないならコードレスが吉
上述の通り、コードレスに買うことを躊躇するほどのデメリットはありません。
多くの方はコードレスを買う方がきっと幸せになれます。
コードのストレスがないと、調理がさらに楽しく、快適になりますよ。
コードレスハンドブレンダーにより興味を持たれたのであれば、手持ちのおすすめコードレスハンドブレンダーに関する記事も併せて参考にしてください。
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