【おすすめも紹介】全店調査！洪福寺松原商店街のお店を紹介（鮮魚、精肉編）

都市横浜の台所と言えば洪福寺松原商店街。
＂ハマのアメ横＂とも称され、メディアでも度々紹介されます。
直近でも22年の年末にヒルナンデスでも紹介され、話題になっていました。

ただメディア露出は魚幸などの一部に留まります。

ヘビーユーザーとしては他にも紹介したいお店がたくさんあります。

そこで今回は洪福寺松原商店街にある各お店をジャンルごとに紹介します。
第２弾は鮮魚・精肉が買えるお店です。

この記事を読めば以下の事がわかります。

激戦区で生き残っている店には理由があります。
それらを感じ取ってもらえれば幸いです。

洪福寺松原商店街の基本情報

簡単に基本情報をまとめます。
ちなみに直近は2023年10月に訪れています。

アクセス

公共交通機関で横浜駅を経由する場合、行きは相鉄天王町から歩き、帰りは洪福寺のバス停からバスで横浜駅に帰ることをおすすめします。
一杯になった荷物を持って天王町まで歩くのはしんどいですからね。

振興組合の駐車場を使う場合は、店舗によって割引サービスがあります

定休日と営業時間

多くの店が水曜定休、営業時間は10～18時です。
もちろん店によって異なりますが、いろんなお店に行きたいなら上記を考慮していかれることをオススメします。

洪福寺松原商店街に行く際の注意点

マストで抑えておくべき点のみ記載します。

トイレが少ない

洪福寺松原商店街にはトイレが男女1つずつしかないので、用を足してから来場する方がいいです。
（コンビニも少し離れた場所にしかありません）

唯一のトイレの場所は以下の通りです。
若干わかりづらいので注意してください。

ウォシュレットはありませんが、トイレ自体は清潔です

現金しか使えない店がほとんど（ATMもない）

路面店を筆頭に現金しか使えない店がほとんどです。
また近隣にコンビニもないので、事前にお金をおろしてから来場された方がいいです。

洪福寺松原商店街で鮮魚・お肉が買える全店舗の紹介

ここからお店紹介に入ります。
どこで何を買うかの参考になれば幸いです！

魚幸水産

洪福寺松原商店街の顔ともいえる魚幸水産。
マグロが有名で、年末商戦の時期になると必ずメディアに紹介される有名店です。

看板商品のマグロは鮮度・脂乗り抜群で、店頭では量り売りしてくれます。
値段は安いわけではないですが、価格に見合った価値は存分にあり。
それ故、年末はこのマグロを求めて関東各地から大勢の人が訪れます。

もちろんマグロ以外にも大衆魚を中心に鮮魚がたくさん！
お頭付のものから切り身まで多様な鮮魚が揃っています。
お頭付きの魚は下処理もしてくれます（一部不可のものあり）。

個人的には特に切り身のコスパが高い（分厚くて安い！）と感じており、鮭やブリをよく買っています。

魚幸水産の特徴の一つが海鮮丼や刺し盛りなどの調理品の充実度！
バラエティに富んだ商品がずらっと並んでいます。

さらにそれらが超安いんですよね。
左の写真にあるばらちらしなんて、まぐろ・サーモン・ぶり・いくら・うなぎ・鯛が入って800円！！
満足度100％です。

店頭でのタイムセールも魚幸水産の見どころ。
オーナーが店頭で声を張り上げていたらその合図かも。
ぜひチェックしてみてください。

さかな屋　OCEAN

商店街の少し外れにあるので見過ごされがちですが、魚好きなら必ず行くべきお店です。

その大きな理由の一つが鮮魚の取り揃えの数。
商店街の中では圧倒的です。
大衆魚から通向けの珍魚まで幅広く扱われています。

どの魚も鮮度・質とも高く、引き締まって身崩れしないので、初心者の私でも捌きやすいのも嬉しい。
もちろん、お願いすれば店頭で下処理もしてくれます。

お値段もリーズナブルで特に店頭にあるお魚は激安です。

サクや切身ももちろん販売しており、こちらも鮮度高く、値段も安いです。

商店街ではマグロといえば魚幸水産のイメージが強いですが、OCEANもマグロは看板商品。
予算と欲しい部位を伝えればそれに応じてマグロの量り売りをしてくれます。
どの程度量が取れるかも相談に乗ってくれますので、ぜひ声をかけてみてください。

今野水産

魚幸水産の真向かいのビルの奥角にひっそりと佇む鮮魚店。
ご主人と奥様で経営されているアットホームな雰囲気が特徴です。

鮮魚は全国各地からその時々のベストなものを仕入れられていますので、品質は折り紙付き。

実際、今までいろいろ買ってきましたがハズレなし！どれもめちゃ美味しかったです。

鯵や鰯のような小さい魚でも下処理してくれること、調理方法や食べ方など魚に関することならなんでも親身に相談に乗ってくれるのも嬉しいポイント。

鮮魚だけではなく、切り身や自社加工品も充実しています。

自家製の〆さばは素材の良さと程よい味付けが美味ですよ。

それ以外も、貝、牡蠣、エビなど海鮮は一通り取扱あり。

このあたりも抜け目なく、この日は250円の驚安価格でブリンブリンの牡蠣を楽しめました。

ぜひくまなくディスプレイをみてください。きっとお値打ちなものがあります。

肉のえんどう

少しわかりにくい場所にありながら、何度もメディアに取り上げられている名店。
直近でもNHKで紹介されたようです。

まず場所がわかりにくいのでご注意を。
柳屋とかつらや商店の間の通路の突き当りにあります。

国産をメインに高品質な牛・豚・鳥のお肉を取り揃えています。
商品の価格帯もリーズナブルなものから少し高級なものまで幅広くありますし、加工品もあるので非常に使い勝手がいいんですよね。

さらに面白いのが希少部位の多さ！他店にはないものがいっぱい！
食卓がマンネリしてきたなぁ、と思ったらこちらで変わり種のお肉を買わせてもらってます。

串ものもあるので、BBQの食材調達なんかにも大活躍しますよ。

BIZEN MERCATO(ビゼン メルカート)※2023/12/31で閉店、一部統合・移転

筆者オススメのBIZEN MERCATOですが、残念ながら建物老朽化のため2023年いっぱいで閉店します。

ただ、以下３つはスーパーマルセンの店舗内に移転、統合されるとのこと。

筆者が特に好きだった朝採れ野菜が存続するのは嬉しい限りです。

ということで以下、営業中のころのBIZEN MERCATOの様子をお伝えします。

気になった方はぜひ2024年以降、スーパーマルセンに行ってみてください。

なぜかいつ来てもお客さんが少ないのですが、個人的にイチ押しのお店です。

まず支払方法の選択肢が多いので、財布を取り出さなくていいのが嬉しい。
店内はおしゃれで通路が広く、ゆったり商品を見られるんですよね。

取扱商品は野菜・鮮魚・肉とオールマイティー！
しかもそれぞれ置いている商品に特徴があるから見てるだけでも楽しいんです。

まず魚ですが、お頭付き、切り身、貝から加工品まで多種多様なものが揃っています。

お頭付きの魚も大衆魚から高級魚までバラエティに富んでおり、時々の旬の魚や珍魚も置いています。
基本的に厳選した高品質なものを置いているので、価格は目を引くほど安いわけではないですが、価格に見合う価値はあります。

貝類だけでもこの取り揃え！貝類の種類の多さは商店街でも随一です。
刺身のサクやどでかいタコなんかも置いています。

魚同様、肉もバラエティに富んでいます。

特に塊肉の取り揃えが豊富。
二度見するような大きな塊肉が牛・豚の各部位取り揃えていますので、ステーキやチャーシューなどの調理をされたいときは絶対訪れるべきお店です。
ただ基本的には海外産なので、国産にこだわりがある方は注意してください。その分値段は安いですけどね。

もちろん切り身もあります。
大ロットが基本でその分お値段はかなり安めなので、まとめ買いしたいときにオススメ。
一方で少量パックはほぼないので注意してください。
ちなみに切り身は国産も多く取り揃えています。

本記事の主題ではないものの、野菜もこだわりがあります。
横浜市羽沢町の各農家からの朝採れ野菜は味も鮮度もピカイチ！

詳細は野菜・果物編で記載しておりますのでそちらも合わせてご覧ください。

彩鮮市場　松原店

彩鮮市場は肉の晃進（肉・野菜）、長井水産（魚）が出店する複合店です。
各ジャンルの専門店が出店しているだけあって、全てがハイレベルです。

魚はお頭付きから切り身、加工品や調理品まで多種多様。

まずお頭付きの魚は店頭に出ているものが激安なので要チェック。
写真の通り、さばが1尾200円は破格ですよね。
ただ安いだけあって当たり外れがあるので、目利きは必要です。

刺身のサクのラインナップは鯛やブリなどの人気どころはしっかり抑えています。
珍しいものも置いていますのでぜひチェックしてみてください。

個人的には魚の切り身を推したいです。
ブリや鮭が毎度安く、しかも分厚いので重宝しています。

調理品も写真の通り種類が充実！
値段も魚幸水産を意識しているのか非常に安いのでこちらも要チェックです。

続いて肉。
牛・豚・鳥の精肉に加え冷凍されたもつやスジ、ガラなども売っており、さすが専門店だけあって取り揃えは商店街随一！

しかも値段が超安い！
ただし大ロットが前提です。

我が家は毎度和牛の小間切れを買っています。
248円/100gは破格だし質も高いので、牛丼や芋煮などの牛肉料理を作る際に重宝します。

塊肉も豊富で、いつもビゼンメルカートと比較しながらバラの塊を購入しています。

野菜は店頭品が激安です。
詳細は野菜・果物編で記載しておりますのでそちらも合わせてご覧ください。

スーパーマルセン

スーパーマルセンは支払方法の選択肢が多いのが嬉しいポイント。
商店街内のお店のほとんどは現金のみですからね。

店内の内装はThe スーパーといった感じ。

お肉のラインナップは正直これといった特徴はありません。

ただ激戦区にいるだけあって、値段はしっかりお安め。
写真の豚ロース切り身が89円/100gは安いですよね。

魚は切り身やサクなどの調理済みが中心で取り揃えは豊富。
ただ尾頭付きはほとんどありません。
魚を捌くことが苦手で加工品を買いたい方はマルセンはおすすめです。

写真にはありませんが、干物や冷凍食品も取り扱っています。

マルセンは野菜・果物にも力を入れています。
店頭にずらっと並べられる野菜はどれも質が高く、値段も安いです。

詳細は野菜・果物編で記載しておりますのでそちらも合わせてご覧ください。

【まとめ】店ごとの特徴知って楽しく買い物しよう

上述してきたように、各店舗それぞれに色があります。
洪福寺松原商店街はどうしても安さのイメージが先行しますが、値段では測れない価値が各店舗にあります。
それらを自身の中に見出すようにお店を回ると、ここでの買い物がさらに楽しくなります。

ぜひ自分に合った店を見つけて、満足のいく買い物をしてください。