(男性必見)つわり中の食事において、パートナーが知っておくべきこと4点

「つわり」は妊婦にとって最も辛いものの一つ。
そのため、つわり期間中はパートナーによるサポートが特に重要となります。

特に「食」は毎日のことで妊婦の健康に関わることなので、より厚いサポートが必要です。

しかしパートナーにつわりの辛さはわからない。
初めての妊娠サポートならなおさらです。

そこで今回はつわりピークの妻をサポート中のゆるぱんが、経験を基につわり時の食事の心構えをお伝えします。

つわりの症状は人それぞれですが、知っておいて損はありません
ぜひ最後までご覧ください!

この記事はこんな方におすすめ
  • 初めての妊娠サポートで不安
  • つわり期間の妊婦の食生活を知りたい
  • つわりの食事で大切なことを知りたい
目次

つわり時の料理の心構え

つわり期間中、体調の変化はもちろんですが、食生活が驚くほど変わります
その前提で私が思う心構えは以下の通りです。

  • 食べちゃダメなものを知る
  • 献立は立てられない
  • とにかく手早く作る
  • 食べられるものを作る

食べちゃダメなものを知る

これは妊娠発覚時に確認すると思いますが改めて。
細かく書くとキリがないので、ざっくり記載します。

  食べ物         理由        
生肉・生卵サルモネラ菌、トキソプラズマによる感染症リスクユッケ、肉刺し、レアステーキ等
非加熱加工食品生ハム、ローストビーフ等
非加熱チーズリステリア菌による感染症リスク各種チーズ
アルコール「胎児性アルコール症候群」となるリスクアルコールドリンク、アルコールを含んだ調味料(そのまま使う場合)

いずれもはイメージつきやすいと思います。

唯一注意したいのがアルコールを含んだ調味料
酒、みりん、白ワインなどです。

火にかけてアルコールを飛ばすなら大丈夫ですが、そのまま使うとアルコールを摂取してしまいます。
例えば、副菜の代表格「ほうれん草のお浸し」は、酒やみりんを加熱せずにそのまま使うので注意が必要です。

献立は立てられない

つわり期間中、献立は立てられないと考えた方がいいです。
その理由と対処法を具体例を交えて説明します。
※個人差がある点はご了承ください

食べられるものは1日の中でも変わる

つわりのときは食べられるものがコロコロ変わります
日ごとにではなく、1日の中でも変わったりします

ある雑誌のアンケート調査では、"つわりが最も辛いのは夕方以降"であることが示されています。
なので、朝昼は食べられるのに夜は全然ダメなんてことは普通にあります。

私の妻も昼は割と食べられるけど、夜はほぼ無理という感じです。

なので、ある時の食事を見て「これは食べれるんだな。なら作り置きしよう」
見込みで作るのは危険です。

もちろん、献立を組んで食材を予め買うのも避けた方がいいです。
見込みが外れると、最悪捨てることになりますから。

対処方法

ではどう対処するか?

その時食べられるものをすぐに出せる体制を整える


具体的には、食べられるものをリストアップし、そのうち数種類を常に作れる体制を整えておくことです。

もう少し詳しく、我が家を例に説明します。

具体的な対処方法(我が家を例に)

うちの妻は吐きづわり食べづわり両方あり、つわりの程度がひどいほうだと思います。

その中で食べられるものとダメなものは、ざっくり以下の通りです。

<OKなもの>
・フルーツ全般
・甘いお菓子(グミ、ゼリーなど)
・辛いもの(唐辛子系)
・さっぱりしたもの(麺類、雑炊等)

<NGなもの>
・肉全般
・焼き魚(煮魚は物によってOK)
・脂っこいもの(炒め物、バター使用料理等)

上記を踏まえ、まず甘い軽食を常備しています。
具体的には、フルーツ、飲むゼリー、グミ、アイスなどです。

次にしっかりしたご飯は、以下をいつでも作れるよう食材を常備しています。
うどん、雑炊、クッパ、フォー、スープ類、パスタ

いずれもやり方次第で保存が効くもので作れるので、食材をロスすることもありません。
(具体的なレシピは別記事で紹介予定)

くどいですがこれはあくまで我が家の例です。
ご家庭によって事情は異なるので、夫婦でしっかり話し合って体制づくりをしてください

難しいリクエストでも今は冷凍食品も充実してるし、大抵は叶えてあげられると思いますよ

とにかく簡単に手早く作る

100点の料理ではなくスピード重視で作る方が絶対にいいです。

これには理由が2つあります。

  • 食べづわりの早期解消
  • タイミングを逃すと食べられなくなる

食べづわりの早期解消

空腹による気持ち悪さは辛いものです。
これは何か口にしないと解消されないので、ささっと作る必要があるわけです。
料理ができるまでに、軽食を食べさせてあげるのも一つの手です。

タイミングを逃すと食べられなくなる

激しい体調変動の中で、「食べたい!」と感じる瞬間は本当に貴重です。
その瞬間を逃すと、食べられない状態に逆戻りすることがあります。
そうならないために、スピード重視でいきましょう。

食べられるものを食べさせる

お腹の子供のためにも、栄養ある食事を作ってあげたいと思いますよね。
私も基本的にはそう考えています。

ただ、つわりの時は別。
つわりの時は偏食になりがちで、食べられるものが限られるので。

食生活が心配になると思いますが仕方ないです。
とにかく食べてもらうことを最優先にしましょう。

栄養があるからと、望んでないものを食べさせるのはNG。
食べてくれても、ストレスになったり吐いたりしたら本末転倒です

結局、大事なのは思いやりと会話!

これまでの内容をまとめると以下の通りです。

つわり時の料理の心構え
  • 食べちゃダメなものを知る
    ➢アルコールを含む調味料に注意
  • 献立は立てられない
    ➢いつでも望むものを作れる準備を
  • とにかく手早く作る
    ➢タイミングを逃すと食べられなくなる
  • 食べられるものを食べさせる
    ➢栄養は二の次

食べちゃダメなもののように、最低限知っておくべきことはあります。

それ以外はサポートにあたり、妻と会話する中で得た知見です。

つわりの症状は人それぞれ違いますので、上記以外で重要なことが出てくるかもしれません。

そんな時もパートナーとしっかり会話ができていれば、対処できないことなんてありません
あとは思いやりの気持ちが、行動に移してくれるはずです。

つわりの辛さはサポート側にはわからないもの。
くれぐれも、自身の主観だけで行動してパートナーのストレスを溜めるようなことがないようにしてくださいね!

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